気付き
昇天する先祖たち
夕方になるとあっちこっちから
エイサーの勇ましい掛け声が聞こえてきます。
地響きのような太鼓の振動と三線が奏でる癒しの音階には
心を打つものがありますね。ちなみに僕の地元である
八重瀬町(旧・東風平町)は毎年お盆は一日遅れです。
ウークイ(先祖の見送り)は明日になります。
「神人」というお仕事をさせてもらうようになってから、
色んなことを経験させてもらいましたけど、お盆でわかったことは、、
この時期は僕のお仕事がヒマになるということです。(笑)
毎年ガラガラでヒマです。似たような職業の人はわかるかも。
(今日の午後～明日の午前中はヒマなのでタイミングが合う方はどうぞ♡)
あ、ヒマだからブログを書いてるわけじゃ‥、いや
ヒマだから書いてるんだと思う。。(笑)あ。でもね、
お盆にちなんだはなしをちょっとしようと思ってますよ。はい。
この時期になると色んな所で綱引きや盆踊りなど
夏祭りが開催されてますね。綱引きや定番の盆踊りに始まり、
僕の地元では村芝居と棒術の演武があったりもします。
(それは十五夜の催しだったかも
)
数年前に地元の綱引きに参加したとき、“視えたもの”がありました。
前にブログでも書いたので今日はカンタンに説明しますね。
綱引きは中国からの流れですよね。たぶん。
綱そのものを「龍」に見立てて“女綱”と“男綱”なんだと思います。
(他の説もあるかもですがココではこの説で進みます)
住んでいる地域で東西に別れ、綱引きをする過程で
地域のみんなで協力して引っ張る。声を合わせて綱を引く。
ご近所同士でちょっとしたトラブルがあったり、気が合わない
あの人も今この瞬間だけは仲間として受け入れられる。
昔ながらの祭りってそういうものがあります。素晴しいです。
僕の地元の綱引きは少しクセがあって、綱引きの前後に
綱を上下に揺すって波打たせるのですが、
それが龍や蛇のように見えるのです。
龍に見立ててそうしてるのかはわかりません。。
ただ単に重い綱を上下に揺らすことによって
(こっちはこんなに余力があるぞ！)と互いに
見せつけているだけかもしれません。(又は両方の意味かな)
綱引きが終わり、独特なリズムで綱を揺すってるときに、
僕の目の前の人から白い湯気状のモノが出ているのに気付きました。
白く燃えさかるようにひゅんひゅんとユラユラ立ち昇るのをみて
「あっ！」と思ったけど、周りを見渡すとみんなそれが出てるんです。(笑)
僕の中でそういうスイッチを入れたワケじゃないので、
これは“視せてくれているもの”だと気付きました。
自分の中のスイッチを入れてから、立ち昇ってく湯気状のモノを
目で追うと…湯気状だったモノが人のカタチに変わっていったのです。
どの顔も満たされた表情で昇天していく“サマ”を視せられて、
「そっか。それで良いんだー」と。
まるで何かを悟ったかのごとく、(笑)納得する自分がいました。
物事が上手くいかなかったり、誰かとケンカしてしまったり、、
ストレスまみれの人生だったりするけど、答えの出し方も色々あるんだと。
すべてが目標ありきの想定された結果ばかりが素晴らしいワケじゃない。
目の前の流れに乗って、なんとなくこう進んでみたら、
思いもよらない結果(答え)が出た。
そういうこともあるんだと理解したんです。
すべてが同じじゃなくてもいい。でも同じことがあってもいい。
ただ、
それぞれが違う人間で違う考えががあるからこそ、
紆余曲折が産まれてドラマ(ストーリー)が起きる。
この世界のこの物語の深みが観えたとき、
人は涙してその想いの終焉を迎える。そしてまた歩き出す。
だけどそれは昨日までの一歩じゃない。
この世界ってややこしくしないと感動が産まれないようになってる。
今、この瞬間、どこかの誰かの心は頑なで、意固地になってても
その思いの雪解けはいつか必ずどこかでやってくる。
求めていた結果じゃなくても、報われる出来事が起こる。
ここまで書きましたけど、誰かへのメッセージではありませぬ。(笑)
お盆の時にこんなこと思ってましたよ！ってゆーおはなし。
あとね、
先祖たちはこの世へ帰ってくると仏壇の位牌などを“依り代”にしてます。
依り代がないと、今回のおはなしのように子孫たちに
そのまま乗っかります。位牌がちゃんと在っても何かを伝えたい時には
乗っかってきます。綱引きをしたいときにも乗っかって…
というのは冗談です。(笑)
今年もあと数時間でウークイが終わりますけど、
僕もたまにしかない家族の団らんを愉しみたいと思います。
あ、僕の地元のウークイは明日だった。(笑)
エイサーの勇ましい掛け声が聞こえてきます。
地響きのような太鼓の振動と三線が奏でる癒しの音階には
心を打つものがありますね。ちなみに僕の地元である
八重瀬町(旧・東風平町)は毎年お盆は一日遅れです。
ウークイ(先祖の見送り)は明日になります。
「神人」というお仕事をさせてもらうようになってから、
色んなことを経験させてもらいましたけど、お盆でわかったことは、、
この時期は僕のお仕事がヒマになるということです。(笑)
毎年ガラガラでヒマです。似たような職業の人はわかるかも。
(今日の午後～明日の午前中はヒマなのでタイミングが合う方はどうぞ♡)
あ、ヒマだからブログを書いてるわけじゃ‥、いや
ヒマだから書いてるんだと思う。。(笑)あ。でもね、
お盆にちなんだはなしをちょっとしようと思ってますよ。はい。
この時期になると色んな所で綱引きや盆踊りなど
夏祭りが開催されてますね。綱引きや定番の盆踊りに始まり、
僕の地元では村芝居と棒術の演武があったりもします。
(それは十五夜の催しだったかも
)数年前に地元の綱引きに参加したとき、“視えたもの”がありました。
前にブログでも書いたので今日はカンタンに説明しますね。
綱引きは中国からの流れですよね。たぶん。
綱そのものを「龍」に見立てて“女綱”と“男綱”なんだと思います。
(他の説もあるかもですがココではこの説で進みます)
住んでいる地域で東西に別れ、綱引きをする過程で
地域のみんなで協力して引っ張る。声を合わせて綱を引く。
ご近所同士でちょっとしたトラブルがあったり、気が合わない
あの人も今この瞬間だけは仲間として受け入れられる。
昔ながらの祭りってそういうものがあります。素晴しいです。
僕の地元の綱引きは少しクセがあって、綱引きの前後に
綱を上下に揺すって波打たせるのですが、
それが龍や蛇のように見えるのです。
龍に見立ててそうしてるのかはわかりません。。
ただ単に重い綱を上下に揺らすことによって
(こっちはこんなに余力があるぞ！)と互いに
見せつけているだけかもしれません。(又は両方の意味かな)
綱引きが終わり、独特なリズムで綱を揺すってるときに、
僕の目の前の人から白い湯気状のモノが出ているのに気付きました。
白く燃えさかるようにひゅんひゅんとユラユラ立ち昇るのをみて
「あっ！」と思ったけど、周りを見渡すとみんなそれが出てるんです。(笑)
僕の中でそういうスイッチを入れたワケじゃないので、
これは“視せてくれているもの”だと気付きました。
自分の中のスイッチを入れてから、立ち昇ってく湯気状のモノを
目で追うと…湯気状だったモノが人のカタチに変わっていったのです。
どの顔も満たされた表情で昇天していく“サマ”を視せられて、
「そっか。それで良いんだー」と。
まるで何かを悟ったかのごとく、(笑)納得する自分がいました。
物事が上手くいかなかったり、誰かとケンカしてしまったり、、
ストレスまみれの人生だったりするけど、答えの出し方も色々あるんだと。
すべてが目標ありきの想定された結果ばかりが素晴らしいワケじゃない。
目の前の流れに乗って、なんとなくこう進んでみたら、
思いもよらない結果(答え)が出た。
そういうこともあるんだと理解したんです。
すべてが同じじゃなくてもいい。でも同じことがあってもいい。
ただ、
それぞれが違う人間で違う考えががあるからこそ、
紆余曲折が産まれてドラマ(ストーリー)が起きる。
この世界のこの物語の深みが観えたとき、
人は涙してその想いの終焉を迎える。そしてまた歩き出す。
だけどそれは昨日までの一歩じゃない。
この世界ってややこしくしないと感動が産まれないようになってる。
今、この瞬間、どこかの誰かの心は頑なで、意固地になってても
その思いの雪解けはいつか必ずどこかでやってくる。
求めていた結果じゃなくても、報われる出来事が起こる。
ここまで書きましたけど、誰かへのメッセージではありませぬ。(笑)
お盆の時にこんなこと思ってましたよ！ってゆーおはなし。
あとね、
先祖たちはこの世へ帰ってくると仏壇の位牌などを“依り代”にしてます。
依り代がないと、今回のおはなしのように子孫たちに
そのまま乗っかります。位牌がちゃんと在っても何かを伝えたい時には
乗っかってきます。綱引きをしたいときにも乗っかって…
というのは冗談です。(笑)
今年もあと数時間でウークイが終わりますけど、
僕もたまにしかない家族の団らんを愉しみたいと思います。
あ、僕の地元のウークイは明日だった。(笑)
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