久しぶりの怖い話
苦手な方は読まないほうがいいです、今回の話は僕の中でも恐怖度は上位です

（昨日の深夜に怖いのを我慢して書き終えて、いざＵＰしようとしたら、何度やってもＵＰできず断念！なんで？

し・か・も前回に書いた恐怖体験をシリーズ化しようと、タイトルだけ携帯から統一したら

内容の半分以上が消えてしまった！？...............　　　　　　　　（てぃーだブログの○カヤロ～！！）





～初めて神奈川でお化けを見たときから、どれくらいたったのかはわかりません。
変な意味で感覚が鋭くなっていった記憶があります。(今は大分落ち着きました)
初めて通る場所は決まって、(あっ！ここは出るっ)とか、勝手に査定？してて
友達も興味半分で聞いてくるもんだから、どこへ行ってもそういうことしてましたね。
若気の至りでしたが、気の悪い場所には近づかないようにしていまいした。

沖縄に帰ってきた頃、友達の家にずっと厄介になってて
ある日その友達とささいなことで口論となり、友達んちを飛び出してしまいました。
その当時は、国場にある喫茶店でバイトしていました。
２階にあるカラオケボックも、オーナーの所有物だったので
仕事が終わると一部屋借りて休んだりしてましたが
このまま宿無しというわけにもいかず、思い悩んでいたところ、
姉から電話があり、夫と別居して国場にアパートを見つけたから
ワリカンで一緒に住もうと提案してきました。
まさに渡りに船？でした。

姉はアパートを契約したにも関わらず、忙しくて確認もせず不動産会社に
言われるまま借りてしまってました。
それが少し、いや　かなり気になっていたので、不動産会社の方に頼んで
見せてもらうことにしました。

仕事場から１０分程の十字路の角でした。(もろに国場十字路！)
騒音さえ我慢すればかなりの好条件です！
外から見る印象もかなり良くて、お化けが出るような感触というか
感覚はまったくなかったです。
最初はですが....................

一番上の４階でしたが、登ってみるとその階数に一世帯のみなんです。
そう、全部でたったの４世帯なんです。
その頃、すでに花好きでしたので、最上階は自分なりに植物で埋め尽くそうと
あれこれ考えながら登っていきました。

４階に着いて鍵を開けて中に入ってみると、外から見るわりには案外広くて
すごく明るいんですね。
それもそのはず、風呂場も合わせると窓が九つもあったんです。
壁の割合よりも、窓のスペースのほうが多いので明るく感じました。
トイレ風呂場は沖縄風のユニットでしたが、家賃が３２０００円と信じられない安さ！
ベランダと言えるのかは解りませんが、３箇所もあって文句のつけようがありません。
なにより、リフォームした後でしょうか？キレイさは抜群でした。
姉にそのことを伝えて、二人して手放しで喜んでました。

そして引越し当日、二人分の荷物を運び終えて、一人で夜中まで整理していました。
すでに姉は生活の為、近くのバーで働いてましたから初日から一人で就寝しました。
初日、二日目と何事もなく過ごしていましたが、三日目の夜に
仕事から帰って玄関を開けてみると、なんだか様子が変わってました。

深夜でも騒音がある場所なのに、時間が止まったような静けさだったんです。
そこはまるで異空間でした。
すべての音を吸収するかのような闇が、そこには感じられました。
(うそだろ？　初めににチェックした時は、なんともなかったのに.........)
気のせいだろうと中に入り電気を付け、そそくさと寝る準備をして
この日も早めに床に入りました。
引越しや仕事の疲れがあったのか？珍しくスッと寝てしまいました。

どのくらい時間がたったのでしょうか？ふと目が覚めてしまいました。
まだカーテンがされていない窓から、車のライトが入ってきてそれを眺めていました。
時計をみると３時くらいだったと思います。
もう一度寝直そうと、目を閉じてじっとしていましたが、なんだか眠れず
寝返りを打とうとしましたが動けません、すでに金縛り状態でした！
ヤバイ！と思い目をパッと見開き、辺りを見回してみるとなにもありません。
心臓バクバクで怖くて窓のほうばかり見てましたが、その窓の下の暗闇から
(ヤバイ！　今、深夜で書くのが怖い！)









なにかがいます！　動いています！！！！！　鳥肌が...........
(いる！いる！やっぱりいる！)
暗くて見えませんが、ゆっくり、ゆっくりとこっちに向かってきました。
動いているんですが、玄関開けたときのあの無音状態になってて
外からも音が聞こえません。
ほんとに異空間でした。

やばい！怖い！向かってきてる～と思いながらも、目はそのモノから離すことができず
数センチづつ、近寄ってきたのと同時に車のライトが一瞬、部屋の中に入ってきました。
その距離すでに１メートル！
瞬間的に写ったその影は、ロボットのようでした。
機械仕掛けで動く昔のロボットのように、角ばっていて
規則的にゆっくり動いて、僕に照準を合わせ、向かってくるんです！
その物体をゆっくりと上下させながら。

そしてまた光が入ってきたとき、すべてを見てしまいました。
その物体はもちろんロボットではなく、紙袋を頭からスッポリとかぶり
目の部分に一箇所だけ破れて穴が開いていましたが、奥は真っ暗で見えません。
身体はつぎはぎだらけの古びた布をまとっていて、手の部分も布で覆われていました。
(格好はエレファントマンみたいでした)
さらに驚いたことに、身体の半分が畳にうまっているんです！
それでロボットのような動き？

もう、これ以上は見ていられなくて目を閉じ、南妙法蓮華経と
必死にお経を唱えていました。
(ヤバイ！あのスピードだとそろそろオレの身体に触れる！！！)
そう思いながら一心不乱に唱えていると、すこしづつ金縛りが解けていきました。

目を開けて見るとその姿はなく、普段の部屋に戻り車の騒音も聞こえてきました。
(はぁ　助かった～)
僕のふるえた身体は汗がびっしょりでしたが、風呂に入る気分には到底なれず
電気を付けて姉の帰りを待っていました。
帰宅した姉にすべてを話すと、やはり驚き怖がっていましたが、
僕がこのアパートの見た目にだまされたことを、そのとき理解しました。

最初に話したように、問題は窓の多さにありました。
あまりにも窓が多いために、外からの光に惑わされ
暗くジメッとした印象が感じられなかったんですね。
感覚が鋭くなった気でいながら、見た目にだまされた僕に弁解する余地はありません。

その日は夜が明けてから再び眠りについて、仕事前に
僕がしたっている判断をしている方(僕のブログで何回か出た)に事情を説明しました。
その彼が言うにはですが、国場付近には戦争時代に死んだ人を
大きな穴を掘ってひとまとめに置いていた？とか
頭から麻袋を被せられて銃殺された人じゃないかと言っていました。
姉は旦那とよりを戻して、一ヶ月もたたずに出て行きました。

僕もどこかに引越したほうがいいと言われましたが、結局４年程住んでしまいました　(笑)
そのあいだには色々とありましたね～
寝てる途中、目の前になま足２本だけとか
手足や顔が以上に長くて宇宙人みたいな顔のヤツが、四つんばいになり僕の足元から
こっちの様子をうかがっていたりしてましたね。

出ない日もラップ音がすごくて、テレビ台がバキッとしたと思ったら台所では
床のきしむ音、戸棚がミシッともうなんでもありでしたね。
最後の一年は少しなれたのか？例のようにラップ音がすると
「うるさい、だまれ」と言ってみたり、「今日は静かに寝かせろよ」とか(笑)
でも、物は昼間うるさい時に音を吸収して、夜に吐き出すとも聞いたこともあります。

夜中に帰宅する際には玄関を開け様子を見て、おかしいと感じると
そのまま閉めて朝方まで夜更かししたりして帰りませんでした。
僕はそのアパートの、ご機嫌をうかがいながら？生活してたんですね～　今思うと。

霊ってそこに残ってる念も関係してるんじゃないかと思うんですよね。
その念と同じ、沈んだ精神状態になると、チャンネルがあってしまったりと.......
実際はわかりませんが。

風水的に見ても凶でした！
イビツな部屋は凶、十字路近辺も凶、ドブ川付近(国場川)も凶で
それを和らげる意味で、植物でまわりを囲んでいましたが.........。

今もあの白い三角形のアパートには人が住んでいます。
住んでる人は大丈夫かな～と、通るたびに思います。