ぐぅんさげ
安國寺(写真三枚)
『ぐぅんさげ(御恩下げ)』
10日(日)と11日(月)は御願廻りをしてました。
“ぐぅんさげ” とは神(仏)さま・ご先祖さまから送られてくる
エージ(合図)を、一旦外すこと・返すことの意。
本来の意味はユタやカミンチュの神役目を辞退する儀式。
(高齢で役目を全うできない場合など理由はさまざま)
お仕事では「ぐぅんさげ」は初!
初日は屋我地島にある與儀かみむーとぅ(本家)と
今帰仁湧川にある新里屋の二ヶ所でした。
何度か足を運んだ新里屋なのに、
最初の曲がり角を思い出せず
お客様をあっちこっちと連れまわしてしまいまして、
どうもすいません、、。
今回のウガンは久米島出身のいすずさんと
宮古島出身の志磨子さんと三人の合わせ技。
二人で観たモノ・それぞれで観えたモノを
クライアントへお伝えする中、、、
(うすりかきれー)
(うすりかきれー)
(うすりかきれー)
というフレーズを頭の中で何度も言われた、。
ウガン事に携わる方ならよく耳にする言葉だと思うけど、
僕はその意味を【気持ちを込めて願いなさい】という
意味の願掛けや行為(儀式)のことだとずっと思ってた。
だけどこの(うすりかきれー)のフレーズが
仕事が終わってもずっと気になってた。
<気持ちを込めて願いなさい・気持ちをのべなさい>
確かにそれはクライアントさんへの言葉。
だけど仕事が終わった後も
どうにもこうにも腑に落ちない、。
ネットで調べると「うすり」は(恐れ・畏れ)が出たが、
僕の中の感覚が当てはまらない。
もしかしたら別の意味がある。
それが僕への言葉だ。
たから、実家のおばぁに聞いてみた。
おばぁはすぐに答えてくれた。お知らせのことだと言う。
なるほど。うすり、うすらせ、お知らせ、だと
読めなくもない。(笑)
そして僕の中から「そう それだ!」と出た。
ふむふむ。。
(願いをアチラ側(別の世界)にお知らせしなさい)
それなら僕の中で筋が通る。
思い当たるコトで言い換えるなら、、
(お前にはもっと別のお知らせがあるだろう?)
そうそう。
神世の世界へのご報告で
忘れてたことがあるなあ、。
思い出させてくれてありがとう(にふぇーでーびる)
あとで日をみて「うすりかけ」に行こう。
クライアントさんとお仕事で御嶽などを巡っている時、
往々にしてユタ・カミンチュ当人への「啓示」や
「いただかしモノ(頂き物)」+「気付き」などが
判断の最中に降りてくる場合がある。
それは2画面TVが一つになるようなややこしさ。
あれはやめてほしい。
二日目 首里観音堂
盛光寺ではちょっと面白いことを言われた。
神から(ヒマないんどー)と言われ、、
クライアントさんが家の塀の周りで
ヒマを持て余してる様子を観せてくれた。
それを説明したらみんなで笑った。
「楽しいことを見つけてね☆」と付け加えた。
波の上宮↑↓
沖縄高速道の夕日
~アガリウマーイ(東御廻り)決意の旅2014~
残席2名
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