ぐぅんさげ

花屋

2013年11月14日 19:19







安國寺(写真三枚)






『ぐぅんさげ(御恩下げ)』

10日(日)と11日(月)は御願廻りをしてました。


  “ぐぅんさげ” とは神(仏)さま・ご先祖さまから送られてくる
  エージ(合図)を、一旦外すこと・返すことの意。
  本来の意味はユタやカミンチュの神役目を辞退する儀式。
  (高齢で役目を全うできない場合など理由はさまざま)



お仕事では「ぐぅんさげ」は初!

初日は屋我地島にある與儀かみむーとぅ(本家)と

今帰仁湧川にある新里屋の二ヶ所でした。

何度か足を運んだ新里屋なのに、

最初の曲がり角を思い出せず

お客様をあっちこっちと連れまわしてしまいまして、

どうもすいません、、。






今回のウガンは久米島出身のいすずさんと

宮古島出身の志磨子さんと三人の合わせ技。

二人で観たモノ・それぞれで観えたモノを

クライアントへお伝えする中、、、

(うすりかきれー)
(うすりかきれー)
(うすりかきれー)


というフレーズを頭の中で何度も言われた、。

ウガン事に携わる方ならよく耳にする言葉だと思うけど、

僕はその意味を【気持ちを込めて願いなさい】という

意味の願掛けや行為(儀式)のことだとずっと思ってた。





だけどこの(うすりかきれー)のフレーズが

仕事が終わってもずっと気になってた。

<気持ちを込めて願いなさい・気持ちをのべなさい>

確かにそれはクライアントさんへの言葉。

だけど仕事が終わった後も

どうにもこうにも腑に落ちない、。

ネットで調べると「うすり」は(恐れ・畏れ)が出たが、

僕の中の感覚が当てはまらない。



もしかしたら別の意味がある。
         それが僕への言葉だ。




たから、実家のおばぁに聞いてみた。

おばぁはすぐに答えてくれた。お知らせのことだと言う。

なるほど。うすり、うすらせ、お知らせ、だと

読めなくもない。(笑)

そして僕の中から「そう それだ!」と出た。





ふむふむ。。

(願いをアチラ側(別の世界)にお知らせしなさい)

それなら僕の中で筋が通る。

思い当たるコトで言い換えるなら、、

(お前にはもっと別のお知らせがあるだろう?)

そうそう。

神世の世界へのご報告で

忘れてたことがあるなあ、。

思い出させてくれてありがとう(にふぇーでーびる)

あとで日をみて「うすりかけ」に行こう。






クライアントさんとお仕事で御嶽などを巡っている時、

往々にしてユタ・カミンチュ当人への「啓示」や

「いただかしモノ(頂き物)」+「気付き」などが

判断の最中に降りてくる場合がある。

それは2画面TVが一つになるようなややこしさ。

あれはやめてほしい。








二日目 首里観音堂

盛光寺ではちょっと面白いことを言われた。

神から(ヒマないんどー)と言われ、、

クライアントさんが家の塀の周りで

ヒマを持て余してる様子を観せてくれた。

それを説明したらみんなで笑った。





「楽しいことを見つけてね☆」と付け加えた。






波の上宮↑↓






沖縄高速道の夕日







~アガリウマーイ(東御廻り)決意の旅2014~
残席2名



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