苦しみから産まれるもの
人は流れの中に産まれる。
どんな理由にしろ流れの中に産まれる。
流れという環境の中で自分の立ち位置を理解し始める。
流れの中には必ず不満が出てくる。
不満がくすぶり始める。誰でも必ずです。
自分の中にも環境という流れの中にも
よどみや滞りがあるからです。
人は必ずそれを発見します。
誰もがそれを変えようと試みます。
そしていつか必ずはじかれます。それを経験します。
変えたい。でも自分には変えられない。
心の中で歯がゆい葛藤が続く。
それがある内は流れに流され続けます。
惰性で生活もします。
そのあいだもフラストレーションは溜まり続けます。
それで結構です。
惰性で活きると不満は溜まり続け、
ある時、限界に達します。
この不満が自分の中に覚悟を作るのです。
覚悟を自覚するのです。
これがない限りは惰性の世界からは抜け出せません。
しがらみの世の中から脱出できないのです。
この時ばかりは自分の中の怒りの炎も悲しみの吹雪も
すべてを総動員させて自分の殻を破るために使います。
意識の矛先を一転集中させるのです。
これは意識のエネルギーを収束させるためです。
意識というのは問題毎に散らばっています。
問題がこれ以上大きくならないように
意識を分散させて見張っていると言えます。
問題を持つ人は意識を分散させて
心のどこかで問題を見張っていますので、
常に気が張ってます。神経を酷使しています。
なので疲れやすいという特徴を持ちます。
心に『もう後がないという覚悟』がないと
問題解決・解消は難しいのです。
覚悟そのものの意味が意志力だからです。
そして、意志力とは引き寄せの別の名称だからです。
つまるところ、
お役目というものは自分で決めることなのです。
そのお役目には自分の心に弊害となっていた壁や、
個々の問題ごとが関わっていたりするのです。
不遇時代を経験すればするほど延びしろは大きい。
なぜなら、思いが自分を(自分の役目を)創るからです。
人は同じ事を経験しています。
感情には喜怒哀楽の4つしかありません。
ネガティブ、ポジティブにいたっては2つです。
苦しみも喜びも人はすべからく経験していて、
すべての人はすべからく有望なのです。
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