強く儚い者たち
すったもんだのあれやこれ
やられたからやりかえしたよ
言われたから言い返してやったよ
苦しいからやつあたりしたよ
私は悪くないのにやられたわ
あんなにしてあげたのに返しがないさ
始まりは相手から?
もしくは自分?
いいえ
やったやられたの始まりは
誰でもないし出口もないよ
そこから抜け出すには
いつの時代も「 今 」だよ
瞬間を感じてみてごらん
僕たちはつながりの意識だよ
意識が今をつづけてるだけなんだよ
僕らは産まれないもん
死なないもん
それはただのくぎりだもん
砂が人のかたちになった
砂が人のかたちをくずした
またかたちになった
またかたちをくずした
やった
やられた
やられた
やった
その次元に目を向けてると
どっと疲れるよ
そこは心が疲れる次元だから
その次元に終わりはないよ
つづけるかぎりつづくよ
『 じゃあどうすればいいの? 』
いいかい
さあ
からだの力をぬいて
そっと手を広げてごらん
そう
それでいいんだよ
意識がかわったことに気づいたかい?
なにも特別なことじゃないんだ
なにもむずかしいことじゃないんだ
特別なことなんて
むずかしいことなんて
初めからないんだよ
特別だと思ってるレベルに
むずかしく考えてるレベルに
意識が向いてるだけなんだよ
その次元でものを考えてるから
出口がないのさ
終わりがないことを知らないのさ
『 じゃあ僕たちはどうやって生きたほうがいいかなあ 』
かんたんさ
この瞬間にやりたいことをやるんだよ
それが終わったら
次にやりたいことをやる
そのくりかえし
やったやられたの雑音は気にしない
心のままに進むのさ
素直なままで
関連記事