金満御嶽
八重瀬町金満御嶽
週末の休みを使って地元で御願(ウガン)をしてきました。
最近の夢の中に一つ下の弟が出てきたので、
家族に注意を促してアレこれ言ってたら、
おばぁに牛舎のウガンを頼まれて…、、、。
お金を払ってユタさんを呼ぶほどのことじゃないので、
僕とおばぁでやることにしたんです。
でもその前に、
不思議なはなしが好きな方はこちらもどーぞ↓
ここも金満御嶽のはなしで繋がってます。
ちょっとシモのはなしアリですが…(汗)
2007年04月12日掲載
世にも奇妙な日曜日 千手観音の巻
http://gaiax3.ti-da.net/e1481844.html
僕らの家族は東風平の土地改良区で畜産業を営んでます。
そこはかなり広くて、僕ら意外にも数世帯が畜産業を営んでて、
共同で敷地を借りています。
≪2007年04月12日≫の掲載記事でも分かるように、
そこの平地一帯すべては、金満に奉られてる神さまの聖域なんです。
※実際に語り継がれている実話もあります(最後にあります)
その聖域に畜舎が建てられています。
畜舎敷地内には小さな祠が建ててあり、
神さまを奉っているのですが、2,3ヶ月前位にある方が、
作業中にあやまって祠を壊してしまいました。
そのことを、この方も僕ら家族も気にかけていたのですが、
このほど祠を購入して、後は組み立ててセメントで
足場固めをするのみでした。
その間に、弟の嫁が祠のことを気にかけていた様子で、
夢にも出てきたようでしきりに(
早く作り直そう)と
家族に呼びかけていたようです。
その(わびウガン)御願と、
感謝のウガンを同時にやることにしました。
僕は初めて自分以外の御願をやるので、
何日も前から自分のみふしの千手観音さまに、
(
御願を成功させてください)と、通してました。
わび御願はもちろん初めて。
でも僕の口から出た言葉は…
「
あそこはカニマン(金満)の土地だからさー、
畜舎敷地内に居たはずの神さまも
カニマンの神を通じて降ろしたはずよー。
だからもう一度、カニマンと敷地内の神を結ぶんだよ。
繋ぐためにはまず、カニマンを先に拝んでから
敷地内の拝みが順序だね。」と口から出た。
(
はっ?何で俺がそんなこと言えるのか?)って思ったけど、
僕の口を使ったんだな!と、以外に納得できた。
そのことはおばぁも納得してくれた。
それと同時に、この前の弟の夢の件も解決させるために、
弟の嫁が僕が来る日に合わせてウコールを購入したらしく、
火の神(
ヒヌカン)の仕立も一緒に済ませることにした。
まず実家の火の神から今日行うことをすべて報告して、
それぞれの神へ通してもらう。
次に仏壇でも今日のことを見守ってもらうために
御先祖さまにも報告。
実家のウコールから少し灰を別けた、
小さなウコールを持って最初に弟のアパートへ。
面白かったよー。
弟のアパートは僕が夢で観た景色とは違ってたけどさー、
想像してた場所とピッタリ一致してたよ。
新築でキレイだし、中も外も別に以上はなかったです。
夢の後からは変わったこともなかったようでしたね。
アパートは30分くらいで切り上げて、カニマンへ。
カニマンが見えてくると、ちょっとドキドキしたけど(笑)
到着して降りてみたらすぐに落ち着いてきた。
久しぶりでちょっと懐かしい。
小さい頃から僕はここに来て遊んでたのを思い出した。
中学の頃からここで飲み会してたことを…(笑)
みんな酒飲んでるから大騒ぎして暴れたり、
色んなところでションベンとかしてたけど、
不思議と悪いことは一度も起こらなかったなぁ…。
(
通報でパトカーは来たけど)
みんな御嶽の神さまに守られてたんだなって。
今さらながらに思い返したよ。
そういえば、お酒を捧げるのが通例だった。
御願のやり方が解からなかったけど、
とりあえず、火を付けずにウコー(平線香)を並べて、
お酒やくだもの、餅を捧げて、おばぁと一緒に祈願しました。
僕はすべて神さまにお任せしますとして、
(
必要な結びをさせてください)
(
必要な神を降ろさせてください)と祈願して、
畜舎へと場所を移した。
畜舎で数日ぶりに弟を見たら、
電話で話したときとまったく違ってて元気そうで、
もう注意の時期は乗り超えたと解かりました。
ここでは祠を壊してしまった方と一緒になって、
わびて祈りました。
祈ってる最中にだんだん僕の気持ちが良くなってきて(笑)
顔から笑みが出るほどです。
これで僕は≪
拝みが通った≫と確信しましたよ。
(
それでも、もし間違ってたら後で教えて下さい)と念じてたけど、
土曜の拝みの日から変わったことはないですね。
なんだかんだと不安はあったのに、
終わってみればなんのトラブルもありませんでしたね。
この拝みで家族の絆も深まりました。
カニマンでは拝みを始める前に、
ゴミを拾ってたんだけど、
それを忘れてしまって自分だけで取りに帰ったら、
急に睡魔が襲ってきて、これじゃ運転出来ないので、
(
少しだけここで寝かせてください)と、
言って車の中で眠りました。
まぁ、寝かされたんだろうね…。
しかーし、
30分もたたずに御願する人が来て、
恥かしくなって起きて帰りましたよ。
もう夕方でしたね、
でも那覇向けに進行中の時に
またもや劇的な睡魔に襲われて
もうあまりにも眠くて眠くてしょうがないので、
国場サンエー内の駐車場でまたまた仮眠(笑
寝た後にそこで買ったのがペンタブでしたー。
カニマンであった実話。
あそこは少し小山になってて、
いっつも草がぼうぼうと生えています。
(たまに草刈りもされてますが…)
そこに住む近隣の字東風平の人々は、
この一帯がカニマンの聖域だと解かってるので、
勝手に草を刈って牛にあげたりしません。
あるとき、他の部落の牛飼いが
勝手にカニマンの周りの草を刈って
自分の牛にあげた後、家に帰ってみると
子供たちが急な発熱して床に伏せたそうです。
子供たちが急に発熱したことに
この方、ピンときたそうです。
次の日、カニマンですぐにわびを入れて、
家に帰ると子供たちの熱は引いていたそうです。
このはなしはすぐに東風平中に広まったそうですよ。
それを中学の時に知ってたら…(怖っ!
ランキングの旅へ☆
人気ブログランキングへ
関連記事