こんばんわ、花屋+αです。
大分、間が空いてしまいましたね、
ここから本当の花屋が出てきます。
今回の話は僕の過去です。
僕が生きてきた半生に、文句がある人がいるかも知れません。
分かり合えなくたっていいんです。
ありのままの「俺」をここに表現します。
多分、読んだら
胸糞悪くなる内容だから躊躇してる奴は読むなよ!
【心の闇】
>探して見つけたよ花屋さんの「修羅の火」
>「畜生!」とこれまで何回思った?
はぁ~!?
畜生!と何回思ったって!?
何度もだよっ!
何度も!何度も!
あの時も!あの時も!
あの時もなっ!
僕の過去がリアルによみがえってきた。
苦しすぎて自分で記憶を消してるのもあるかも知れん。
警察もヤクザも麻薬も窃盗も関わった、身体も売った。
やってないのは傷害と殺しだけさ!
俺は不良じゃなくて、ワルでもない。
俺そのものが“悪”なんだよ!!!
生きるためになんでもしたさ。
お金もない、食べるものなんかありゃしない。
住む家さえないコインロッカー生活。
冬場の耳が切れるような寒さの野宿はきつかった。
東京のど真ん中に仲間が一人だけ。
俺が片目だからか?どこにも雇ってもらえず…
なんでここまで落ちてしまったのか?
自分でもわからん!
いや、
思い当たることは一つある。
20年以上前、中学時代に初めて知った俺と他人との違い。
初めての【心の闇】というやつさ。
それは今でも、俺が抱える一番の大きな闇となった。
幼い頭で考えられることはすべて考えた。
でも答えなんかどこにもなかった。
(俺に生きてる資格はない。)
(俺には汚い血が流れてる。)
悩んで…苦しんで…泣いて… 心の中で叫んでいた。
でもそれをぶつける相手はいなかった。
相談して、解決できるような問題じゃねーことは
バカな俺でもわかっていたからさ。
俺はこの問題を死ぬまで抱えて生きて行くんだ!畜生!!
当時すでに親たちは離婚していた。
子供時代の俺には実の母親に甘えた記憶がない。
祖父にも祖母にも甘えたことはなかった…。
それぞれに姉と弟を可愛がっていたからだ。
幼稚園時代に新しい母親が来た。
子連れ同士の親たちの再婚に、
付いてきたのは血の繋がりのない、
“同い年の弟”だった。
性格が合わずにケンカばかりで、それをあいつの母親がかばう。
子供ながらにわかったよ、やっぱり自分の子が可愛いよな。
でも、俺は新しい母親に甘えようとしたんだぞ!
(誰か俺の相手をしてくれ…畜生!!)
誰も俺の心に触れてくる者はいなかった。
俺が抱える闇に気づいてほしくなかったからさ!
俺はいつも一人だった。
小学校時代には、
父が経営していた会社が倒産。
お人よしすぎて、不渡りの連続だったと聞いた。
父が良くしてあげた人たちは
手のひらを返したように態度が変わった。
家を売り、車を売り、それでも
その当時で数千万の借金が残った。
家は火の車、家庭内暴力、父の自殺未遂…。
豚舎だった場所にトタン屋根の家を作り
引っ越した初日の深夜、
ヤクザのとりたてが初めてやってきた。
怖くて、惨めで生きた心地がしなかった。
俺たち家族に起きた一連のことは
小さな田舎町の隅々にまで届いていた。
まず、姉が最初にグレた。
それに続いて僕と、弟。
グレるのは簡単だった、すべて忘れたかった。
高校生になったあるとき、
いつものようにグループで酒を飲み、
バイクで暴走していたら、パトカーではない何者かに追われて、
事故を起こしてしまった。
そこは平和記念の塔敷地内だった。
後ろに乗っていた俺も当然ケガをした。
後で聞いた話では、救急車で搬送されながら
南部の病院3つに、たらいまわしにされたと言われた。
額が陥没して、腕を折り、顔はすべて擦り傷だらけ。
三日間、意識不明だった。
医者から「植物人間」を覚悟しとけと言われた。
だが4日目に目をさました。
数日経ったある日、医者の卵たちがやってきた。
ゴチャゴチャと何か言っていた。
その中の言葉…
(あっ、彼の左目は失明してますよ。)
花屋 ( は? なんだと!!!!? )
包帯でぐるぐる巻きにされてる俺には
確かめようがなく、聞く勇気もなかった。
彼らが帰った後、
親に問いただすと、崩れるように泣きながら説明してくれた。
親父が俺に目を移植しようとしたらしいが、
継母は、勝手に移植したら俺が怒るだろう、と予測して止めたらしい。
そう、それで良かったんだよ。
俺は小学生のころから大人になった自分を想像出来なかった。
大人になる前に死んでるんじゃないかと。
そう、将来に夢なんて最初からなかった。
(何なんだ!?俺の人生って… )
(糞だな…、畜生ーーー!!!)
自業自得だった。
「ママ~、見て見てあのお兄ちゃん、」
「目がないよ~」
母親が引き止めることもなく、俺の前に来る子供。
「お兄ちゃん、目~どうしたの??」
「お兄ちゃんなぁー、お腹空いたから目を食べたんだよー!」
黙った子供をあわてて連れにくる母親。
俺は最低で、子供は素直だ。
いつでもどこでもバスの中でも、
子供の素直さにやられていた。
いつも俺の心に突き刺さったよ。
高校も継母がすでに退学届けを出していた。
社会に出たが片目だと中々雇って貰えなかった。
だから東京に出た。
バブルがはじけて数年たった東京も同じだった。
窃盗で捕まった俺は警察に実家の番号を教えなかった。
数年間、実家に連絡したことはなかった。
だけど、初犯だからその日に帰してくれた。
外に出て行くあてもなく歩き、またその日暮らし。
(俺は東京で死ぬのかな?)
初めて死について考えたかも知れない。
考えただけで行動にしたことはなかった。
なぜか!?
それは活きるよりも死ぬ方が怖かっただけだった。
俺自身の心が弱かった。
人から攻撃されないために、不良になったんだろう。
いつものように東京の街を歩いていた。
あの人ゴミの中からばったりと幼なじみと会ったんだよ!
沖縄にいるはずの幼稚園からの幼なじみが。
信じられない…
理由を聞いてまた驚いたよ。
僕たちを探しに来たんだと!この広い東京に。
もちろん観光も兼ねてだけど。
もっと信じられなかった。
俺のブログに良く出てくる、あのユタが言ってたんだと。
「あの二人は連れ戻さないと危ないよ」って。
なんでそんなことがわかるんだよ!!
会ったこともねーのに!
俺はその時までその人の、存在も知らなかった。
でも俺はその時まで強がっていた。
東京を満喫してるフリをしていた。
俺も帰りたかったが、弱いところを見せたくなかった。
惨めなところを見せたくなかった。
仲間と友人たちが帰ることになり、
空港まで見送りに行った。
仲間は楽しそうに笑っている。
最後の一人がゲートを越える寸前で、
こらえきれなくなり涙を流してしまった。
(俺も帰りたい… )
やっと小さな声を出せた。
一日遅れで沖縄に帰れることになった。嬉しかった。
幼い頃から続いてきた地獄のような日々が終わったと思った。
でも違ってた。
当然実家には帰れるわけもなく、幼なじみの家に厄介になった。
同じ小さな田舎町で、良くばれずに済んだものだ。
姉とは連絡を取っていた。
姉からの申し出によって、アパートを借りてくれることになった。
それが例の国場のアパートだった。
霊の巣窟だった。
そこは異空間のようだった。
そこが怖くて、友人宅に泊まったが意味がなかった。
どこにでも出てきた。
夢の中にも出てきた。
俺が苦しんでるのを見て笑ってるのもいた。
なんなんだよ!
なんで俺を苦しめるんだよ!
俺がなにをしたんだ!?
もう十分だろ?いい加減にしてくれ。
フツーの生活を送りたいんだ。
引っ越す費用もなくて、仕方なくそこで生活していた。
車を買う金も無くて、またバイクに乗っていたが、
ある時、四車線道路を走行中に、
左側に停車していた車がいきなりUターンをしてきた!
走行中の俺に横からぶつかってきた。
ぶつかった瞬間、俺の身体が宙に浮いた。
スローモーションに感じた。
これって本当にあったんだな。
走馬灯のように、過ぎた過去がフィルムのように現れた。
横から当てられた僕は、反対の対向車線に放り出されるはずだった。
でも違った。
飛ばされた俺の身体は、
ゆっくりと受身の体勢を取りケツから着地した。
なぜか俺が走行してた車線にまっすぐ落ちた。
俺が乗ってるバイクにもぶつからなかった。
気付くと、後続車もなかったから弾かれなかった。
手の擦り傷だけだった。
バイクもミラーが割れたが、フツーにエンジンもかかった。
僕にぶつかってきた車は、フツーに逃げていった。
痛みはあったがそれだけだった。
2,3日後に夢を見た。
雲の上で長い行列を作り人が並んでいる。
その列に俺も並ぶと、あっという間に俺の順番が来て、
椅子に座ってたら、遠くから三人がスーーーっと
地面スレスレを飛んでやってきた。
そいつらは3人ともひげの生えたジーサンで、
昔の中国の王様のような格好だった。
腕を胸の当たりで交差させているようだが、
袖が長くて見えない。
花屋 (えー、いったーたーやが?)
おい、お前たち誰か?
花屋 (くまえ、まーなとーが?)
ここはどこか?
花屋 (無視さんくゎー、死なすんどー)
無視するな、殺すぞ!
俺の声が聞こえてないようだった。
どうやら真ん中の奴は偉い様子。
左右の二人が俺に近づき、一人が俺のケツの当たりを見た。
一人 「あぁ、やることあるね」
花屋(やることってなにかー?)
花屋(俺が聞いてんだよ、無視すんな!殺すぞ!)
結局、最後まで会話にならなかった。
目を合わすこともなかった。
目を覚ますとしっかり覚えていた。
それからあのユタに聞いた。
花屋「やることって?」
ユタ「なんでもない、神に感謝しとけ。」
確信には触れなかったが、それからも霊が着きたり、
俺が人を判断してる夢や、
夢の中に知らない真っ黒なコワモテな男が出てきて、
寝てる俺を抱き起こした。(夢でも寝てることが良くあった。)
黒い男「わんがならーすくとぅ、わからんやいねーちけーろー」
(俺が教えるから、わからないことがあったら聞けよ)
花屋「はい。」
(っていうか、お前誰だよ?)
黒い男「やーがすんくとーわかとーらや?」
(お前が何をするべきかは、わかってるな?)
花屋「はい。」
(ユタのようなもんだろ?)
とは聞けなかったが。
色黒の男はまた俺を寝かしつけた。
怖い顔のくせに終始笑顔だった。
あれから数年経つが、まだ出てこない。
宇宙人のような“カマキリ”人間のような奴や、
軍服、軍帽を被った男、道路中央を走る体操着を来た少年。
雲上にいる俺が、雲下を泳ぐ
身体の長い魚の尻尾を掴んだら、灰色の龍だったこと。
昔の時代でサーターヤーで(サトウキビを搾る機械)それを回す、
汚い着物を着た10才位の俺。
俺の身体には腰ヒモが結ばれていて、その先には
サーターヤーのハリの上で遊ぶ、ハニワのような土人形がしっかりと握ってた。
多分、俺は奴隷だと思った。
ユタがあれは昔、祭壇に飾った(人や馬のハニワ)
トゥーティークーだと言っていたが、俺にはわからん。
ユタ「でーじなとーん、やーえ、神ンかい、しばらってーさ!」
(大変だよ、お前の人生は神に縛られている!)
阿修羅も出てきた。
パーマをかけたデブの3兄弟にはまいった。
金縛りの俺を怖がらせて遊んでやがった。
もう、いいかげんにしてくれ!みんな消えろ!
俺はただ平凡に暮らしたいだけなんだ。
そしたら少しずつ霊が見えなくなっていった。
相変わらず夢は続いていたが、それでも嬉しかった。
状況が好転しはじめた。
遊ぶ友達が変わったら、
だんだん幸せを感じられるようになってきた。
いつまでもこの幸せが続くように、
俺は俺の【闇】を隠し、怒ることを止め、負の感情を封印した。
過去を気付かれないように…、怒りで昔を思い出さないように…。
今が本当に幸せだった。
【 心の闇 】 修羅編
もっと幸せになるためにタバコを止め、言葉使いを変えて、
態度も控えた。
自分で言うのもなんだけど、昔の自分からは想像もできないほど、
変わってしまった僕が信じられなかった。
そんな時、ネット上で○○○○さんに出会った。(略して○さん)
去年の夏ごろ、コンタクトを取ったことがあったが、
ずっと忘れていた。
去年の暮れからいろいろと教えてくれて、
僕が持つある悩みがきっかけで
教えを頂けることになったが、その前に
僕が封印していた、心の闇を見つけられてしまった。
>探して見つけたよ花屋さんの「修羅の火」
>「畜生!」とこれまで何回思った?
ブチッ!
僕はマジで切れてしまった。
でも○さんにはそれを引き出すのが狙いだった。
はぁ~!?
畜生!と何回思ったって!?
何度もさ、
何度も、何度も思ったさ!
どれだけ苦渋を舐めたか!
怒りの感情があふれ出し、涙が出てきた。
身体が火のように熱くなった。
畜生!!!!!
やめろーーーーーー!
苦しい、悔しい!
俺がどれだけ苦しんだか、みんなにはわからん。
ばれないように隠してきたんだから!
生活を守るために!
俺が自分でも知らずに持っていた、「パンドラの箱」は
一気に蓋が開いてしまった。
俺が昔持っていた、憎しみや怒り、呪いの感情が一気に爆発した。
俺の底に住んでた修羅の人格が現れた。
※○さん、スイマセンこの思いは
止めることが出来ませんでした。
でも今は大丈夫です。
修羅「 」
花屋( )
「畜生ーーーーー!!!」
「○~、許さんぞー!!」
「憎い、憎い、○が憎いぞーーー」
「俺の本性を気付かせやがって!」
「受け取れーーー、怒りの、呪いの念をーーーーーー!!!」
(や…め…ろ)はぁはぁはぁ…
(苦しい…)
「お前が俺を閉じ込めたんだよ、」
「これが本当の俺さ、お前(花屋)じゃない」
「○が出してくれた、みんな呪ってやる!」
(違う…、お前は俺じゃない)
(苦しい… 熱い…身体が燃える…)
目が血走り、涙を流し息が切れていた。
身体に湧き上がる怒りの感情と、怒りを否定する感情が戦っていたが、
勝ち目は最初からなかった。
否定も出来なくなった。
「憎い、憎いぞーー」
「すべてが憎いーー!!」
「花屋(善)の人格なんて、俺の1パーセントしかないんだよ!」
「99パーセント、すべて俺(悪)だ!」
「お前は幻だったんだよ、やっと俺が出てきた!!」
壁を殴り、自分を痛めつけて声にならない叫びをあげた。
俺のすべての穴から炎が出ているようだった。
自分の身が焼ける…。
(苦しい、やめろー…)
(熱い、燃える、身体が焼ける!!)
(くっそー!!!○めー、俺をこんな風にしやがってーーー)
花屋に怒りの感情が大量に流れ込んだ。
(そうだよ、お前は俺さ、隠してた本性さ!)
(俺は悪そのものなんだよー)
(神と話してるつもりだったんだろうが、お前の中にいたのは修羅だったのさ)
フー、フー、苦しい… 焼ける…
(この世に神はいないんだよ!!)
もう反論できなかった。
修羅を認めるしかなかった。
(憎い、憎いぞ、俺が憎い!!閉じ込めた花屋が憎い)
(ゆるさん、ゆるさん!神が憎いーー!!)
初めて神が憎いと想った…。
(思い出した…、俺は汚れた人間だった)
(神は俺を助けてくれてなかった…)
(俺は何一つ、救われてはいなかった…)
(そうか…、だから俺は人を救いたかったんだな…)
(俺みたいに苦しむ人間を救ってやるために…)
俺の湧き上がる想いの正体はそれか…。
(簡単に人を助けたいと言ってる奴には反吐がでるなぁ、花屋!)
(人を救うには全身全霊を持ってしか出来ん!)
(それこそ、家族も仕事も投げ打っての命がけさ)
(それがお前“俺”にできるのか!?)
!!!?
お前誰だよ!?
さっきと言ってることが違うぞ!
(結局、人が人を救うなんて出来ないんだよ!)
(自分は自分でしか救えないのさ!)
畜生ーー!!
どっちなんだよ!意味がわからん。
お前は本当に修羅なのか!?
(くっそーー、惑わしやがってーーー!)
(お前なんかに負けてたまるかーーーーーー!!)
(やってやる、俺はなんだってやってやるぞ)
(俺に負けるかーーー!)
怒りのエネルギーが、俺のやる気のエネルギーに変わっていた。
修羅の正体は結局わからなかったが、
少しずつ落ち着いてきた。
身体の熱も収まってきていたが、以上な疲れがあった。
気が付いたら、俺の心に闘志が宿っていた。
※読んでる内に気分が悪くなった方はスイマセン。
僕も書いてて、そうなりました。笑
それから僕の心配はしないでくださいね。
今はもう大丈夫ですよ。