大赤木
大アカギに会いに行くのはいつにしようかと思ってたら
ちょうど、休みが6、7日になったので、縁起の良さそうな七夕に決めました。
午前中までのんびりゴロゴロしてましたが、時計を見るともうすぐ2時
そろそろ出発しないとまずいと思い、かるい腰を上げてウチをでました(笑)
■七夕に大アカギへ
お酒、線香、ノート、ペン、必要な物を確認したあとに車に乗り込み大宜味の大アカギへと向かった。
道中の車内でおにぎり一個をたいらげる。
僕の場合、食後のあとはメッセージやイメージを感じにくいのでなるべく食べない。
お腹が空けば、空くほどいい。
これは僧侶とか、お坊さんの断食の考えに似てるなぁ。
一人、ドライブ気分を味わいながら北上。
場所は大滝の近くなので、迷わずにたどり着けた。
車を止めてカバンを持って入り口に立つ。
こちらはお呼ばれした身なので(?)どんな歓迎されるのだろうか?と、はやる心を抑え
合唱して、今日はよろしくお願いしますと伝える。
ふと思い立って(今回はメッセージをいただくのではなく、感謝のみを伝えよう)急遽、そう告げました。
いつも、メッセージを下さいと要求してばかりなので。
■まるでジャングル
階段をゆっくりと進む。
まだ言ってませんが僕は(虫恐怖症)なんです!!!
でっかいクモをよけて見たこともない虫をさけつつ、蝶をひらりとかわしながら(蝶も?)
蚊に刺される花屋。
虫の気配を察知するために、体の表面が敏感になっています。
そんなところへ何者かが背後から、僕の体にピトッとくっ付き悲鳴をあげる。何度も。
小枝でしたが。
大アカギに会う前にすでに気力を消耗しかけてます。
そうこうしていると、ゆっくりと僕の半歩先を横切る緑の… 緑の…
ヘビ
ギャーーーーーーーーっ!!?
かっ
かっこエェーーーーーー♪
ミドリ色だー♪
キレイなヘビだー♪
あっ 写真、写真。
後を追いかけたけど、逃げてった。 残念。
恐怖度 虫>おばけ>ヘビ
順位確定。
緑のヘビはキレイで可愛かった。。。 多分さわれる、、さわってみたい♪
入り口付近で神アサギ?がどーたら、こーたら書いてあった。
めんどくさくて読まなかったけど、拝所みたいなトコが何箇所かあって結局全部前を通った。
すべて通ったのは巡礼だったのか?
まあ 今は知らなくてもいいことなんだな、きっと。
一応、すべてに挨拶程度はしたけど。(大アカギに会いにきましたーって^^;)
■たどり着いたその場所は
虫を避けつつハブに警戒して、やっと頂上に到達!
そこはちょっとした広場でした。
そして、そこにも拝所のようなトコがまた三つありました。
(後日談;そのすべてが神アサギだということ)
でも、今回の僕の目的が大アカギたちとの交流?だったので、一礼して探索開始。
右手にかやぶき屋根の不思議な建築物。
南国チックですよね。オキナワじゃないみたいで。
隙間の高さが1メートルくらいしかなくて、しゃがんで入るんです。
祭事をするときの場所ですかね。
中はなんにもないけどすごかった!
下は荒いコンクリートだったんで、光を反射するものはないんですけど
外からの光が下から上へ(中へ)
上の写真でもわかるように、外は日陰なのに光であふれてまわりが見えない 笑
そして左手には…
わかりますか?この異質な存在感っ!
まわりには長老のような木が数本あるんだけどもう全っ然、格のようなものが違いました。
でも、メインディッシュは最後に美味しくいただく主義なので(笑)後回しで^^;
二つの灯篭が立つ、奥には拝所がありました。
■本当のスタート 山口神社
そこを後にしてさらに奥にすすむと、今度も同じような建物が
今までとは違いました。
建物は似ていても、右手の石碑には山口神社と記されています。
(へぇ、 こんな小さな神社もあるんだなー)
神社なら(神がいる場所なら)お酒や線香を置いてご挨拶しよう。
今まで通ってきた同じような建物が、神ではなく
この土地に住んでいた先祖達を祀る祭壇だったらと思うと怖いなあと思って
あえてお酒も線香もしませんでした。
(先住民たちに頼られても、なにもできないので)
神社の前に座った実際の心境は、何者とも知らない(どこぞの神?)畏怖の思いでした。
(最近になってわかってきたこと。神は同一ではないこと)
多分、神にも性格があるんです。いえ多分じゃないですね。
恐る恐るお酒を注いで、線香を捧げる。やり方はわかりません、あとで教えてくれるでしょう。
手を合わせ、瞑想する。
メッセージを下さい、と 爆
(登る前と言ってることが違いますが、もう忘れてました)
手を合わせてもなんにも浮かんでこない 当たり前?笑
まだ早いのかな?と思ってたけど少し気付いて、渡具知さんの言葉を思い出してやってみる。
(参照;正観音様と千手観音様)
掌を天にかかげて
(神の言葉、力、光、エネルギーを僕に下さい。わかりやすく教えてください)
ブログに神のことを載せると伝える。
再度、瞑想する。
少しわかり始めてきました。
この神さま、温かい方でした。
包み込むようなやさしさのある方だとわかり、嬉しくなりました。
はいはい、畏怖の念があっては言葉は降りてこないんですね。
この方は渡具知さんが教えてくれた事を復習させながら、手ほどきしてきました。
それも説明付きで(笑)あぁ ありがたい^^
天にかかげた両の掌になにか温かいレイキに似た、エネルギーが乗りました。
もうね。乗った感じがするー、ではなくて乗ってるんだから理解する。
これね、無から有を成す最初の一歩。
左手に与えてもらったモノ。
右手に与えてもらったモノ、二つ合わせてくっ付ける。
体の中で一つにする。
これを和合と言う。
手をはなしておじぎするようにかがみながら
両の掌を地面につける。
地に流す(返す)
見た目はフツーの合掌です(笑)
神人やユタさんのやってることのほとんどが、大なり、小なりの和合なんです。
(人と人をくっつける、神と人を結ぶ架け橋、神の力を大地へ紡ぐ、神と神を取り持つ)
これを和合と言う。和合はユタ、神人の使命の一つ。
使命……
(大木の根に共生してる球根ハブランサス)
まわりの友人がどんどん花開いていくのを横で見ながら
自分は?僕はなにをしてるんだ?本当にこの道であってるのか?(使命なんてあるのか?)
自分自身と戦っては、やるせなさや焦燥感がただよい小さくなっていた時期。
(あぁ、ほんとに教えてくれてる!
やっぱり間違いではなかった。
先も見えなかったけど、信じた道を今まで歩いてきて良かった。。。
神さまありがとう。)
天の力を人によって大地へと繋げる役目。
神、人々、動物、植物 ○○の為に動く役割。
光が見えたり、黒い影が見えたのは変化の兆しが出てるという教え。
こんなこと言ってたような気がします。
僕はぽろぽろと大粒の涙を流して感謝していました。
心が熱く燃えたぎるように、カーッとなってますが頭はスッキリして、自然と一体になったような
どこまでも、広がっている感じ、まるでまわりを把握?手に取るようにわかる感覚でした。
実際、耳の感覚がするどくなって、わずかな枯葉の音が聞こえていました。
本当にただそれだけ、手を合わす意味を教えてくれただけなのですが
満足感にひたってぼーっとしてました。
僕は与えられた言葉に感動して、ぼけーっとしてたけど、気を取り直して後片付け^^
そうしてると中にほうきがあった。
(そうだ、ホコリで汚れてるので、掃き掃除してから木に行こう)
でも狭いので5分もかかりませんでした。
掃除をしながら
(あぁ そうかー。足を運んでみなければ、得られないこともあるんだー)
ただ、じっと家で神さまのことを思ってみても、間違いではありませんが
なにかを得るためには(神さまから)
その場所に出向いて頭を下げてお願いする、歓迎する、もてなす。
御嶽や拝所を巡るのもそうなんですね。
その真剣な気持ちが神さま伝わるんですね。
それでユタは力を得る、だから僕もここに呼ばれた。
最後にありがとう、また来ますね。とつげて神社を後に。
■巨木(1本目)
大きな木がいっぱいあってどれから始めたらいいのか、わかりません。
そしてポイントはなにを始めるのか? 爆
そう、呼ばれただけ。
でも、僕がなにげに神社から先に手を合わせたのも意味があるはず。
疑ってはなにも生まれないので、僕は僕に任せてみる。
手から木々たちの気持ちが入ってくるように、左の掌をそっとつける。
あっ この木もやさしい方だ。
1分位すると
僕の目からぽろぽろ涙が。。。
あれっなんで?
……許せ。
…お前がしてきたことを許せ。
…すべて許せ。
!!!
涙が止まりません。
素で泣いてました。
えんえんと泣いて返事してました。
大人になってからこんなに泣いたことないってくらい。
恥ずかしいよ。
すべてにおいて許しが必要でした。
この木は僕が求めたわけでもないのに、勝手に癒してくれましたが
まだまだ無意識化では、浄化が必要だったんですね。
僕の真髄をついてたんです。
■若木(2本目 写真なし)
神アサギという拝所がいくつもあるので
もしかしたらこの辺りは聖域になっていて、木が神がかってるのか?
それを確かめるために、若い木に手を当ててみた。
木の幹の太さから推測して歳は僕と一緒くらい。
多分戦後生まれだと思う。
この木はちょっ厳しい。
自然の偉大さを知れ。
自然の大切さを知れ。
理解して守れ。
残せ。
自然のありがたみを忘れるな。
恩恵を忘れるな。
若さかな?現実の厳しさを教えてくれた。
■巨木(3本目)
3本目は大きな古い木。
手を当ててみると、木からやさしさが伝わってきた。
長い年月を超えるとやさしくなるのか?
この木は二つの木の話をまとめてきた。
人間以外の動物も愛して育んで守りなさい。
なにを成すにもすべての根底に愛はある。
愛をもって行動しなさい。
(愛が)ものごとが上手く流れる基本。
万物に愛を与えろ。
仕事だ。
ちょっとまずい、気持ちがもう集中できないし、限界にきてる。
もしかして霊媒みたいに取り込んでしまって、話をきいてるのか?
帰ろうと思ったけど、今日の目的だからやっぱり行ってみる。
■大アカギ(4本目)
やっぱりこの木はおかしいよ。
二つの写真からオーラが出てないかい?(笑)
手を当てる前にじっくりと姿を見る。
あぁ 完成された姿なんだね。
美しいんですよ。
潤ってる。
そして、少し緊張して手を当ててみる。
気持ちで入ってきた。
疲れた僕のため。
この方優しい。
でもちょっと深い。
お前のやろうとしてることは、並大抵のことじゃない。
あるがまま、成すがまますべてを受け入れろ。
天の神と地の神をつなげろ。
お前のやるべき事が出来れば
お前の成すべき事が出来れば
感謝の気持ちを伝えよう。
感謝の意を届けよう。
褒美を与えよう。
人にほどこせ。
心配するな。
歩けば変わっていくだろう。
理解するには一体と成る必要がある。
沖縄の地に根を張った神さまの一人。
ここまで。
僕を察してくれたのか?相手から遮断された。
今度は最後まで聞くために、また来よう。
ノートには殴り書きが多くて、どの木の言葉だったのか?覚えてないけど優しく、こう言ってた。
人は愚かで卑しくて、間違いを犯す生き物。
でもかわいくて愛しい生き物。
人間が大好きだって。(←これ、嬉しくないですか?)
前に進むために2本の足がある。
人間がどんなに間違っても、歩いていくための道を照らす
と、最後は包むように優しく言われた。
気が付いたら3時間がたっていた。
帰ろうと思い、ふとさっきのヘビを思い出し
(神さま、ブログにUPしたいのでヘビを見せて下さい 笑)
って言おうとしたらすでに目の前にミドリヘビがいたっ!
ホント目の前でした。
キレイなヘビですよね。
これはギフトだろうね。
でもやっぱり触れなかった^^;
帰り道で、後ろの車に道を譲ったら、すごく接近されて抜かしていった。
少しいやな気分になった。。。でも
僕は見返りを求めてたのかな?ありがとうがほしくて。
無理はしない。今の自分がまた少し大好きになったんで^^; ←ナルシー?
■帰り道でウリ坊と