久しぶりに生々しく毒々しい!?日記を書いてみたいと思います。
1月12日(土)
この日は今年初めてのツイてる会。
午後からの集まりだろうと思い、午前中の空いた時間を利用して
「 末吉神社 」に行ってみようと考え、早起きして那覇に向かいました。
それでも、那覇に着いた時刻は11時くらい。
ツイてる会は午後2時から。 あまり時間はありません。
と言うのも…
末吉神社の場所がわからない。
それも事前に知った情報によると、かなり歩くらしい。
ツイてる会の開催場所(女将さん宅)が、わからない。
…と、わからないことだらけ。笑
那覇の高速入り口で、末吉神社の場所を聞いてみると、
知らないというので、とりあえず末吉公園(園内と聞いていた)の場所を教えてもらった。
那覇市立病院向けに車を走らせていると、右手に園内駐車場が見えたのでUターン。
そこで草刈をしていた管理者!?に聞いてみた。
「末吉神社はどこですか?」
「ほら、あの赤い建物がそうさ。」
指さした先には、あの印象的な朱色の建築物が。
なんだ、目の前にあるじゃん。というか山の向こうというか、、、。
(うげっ~)
(あの山を登るの~?)
V字形の谷を挟んだ、山の反対側に神社がありました。
下って登って参拝して、また下って登って帰る。。。!?
(今のオレの体力で持つのか!?笑)
一瞬で不安になったので…
花屋「スイマセン、近道があるって聞いたんですけど?」
そうです、
(近道がある!)との情報をキャッチしていたんです。
管理者「なんで~? 足の悪い人がいるの~?」
ばちこーん!
おじさん、うちあたいです!
そうです、ラクをしようとしている僕です。
うぅ、恥ずかしいやら、情けないやら。
でもゆずれません。笑
花屋「いや~、僕一人なんですけど~、近道があるって聞いたもんだから~」
恥と知りつつ…、強気の花屋。 ←お馬鹿さんです。笑
「それは(大名)のことかなぁ~」
ヨッシャーーー!!!
近道ゲットだよ~♪
礼をして教えてもらった場所へと向かいました。が、
ど~してもこ~しても辿り着けません。
薄々、理由がわかってきたけど… 知らんふり。
探し始めて30分、人に聞くことにしました。
女性「末吉宮の近道? 園内のゲートボール場から向かう道かな~?」
(えーーーっ)
(そこは神社の場所とは、かなり離れてるんだけどなぁ)
すでに確かめた道でした。
地元の女性も知らない、時間もない。
このまま奥まで探すと、迷子になってしまう可能性「大」です。
あきらめてその道から向かうことにしました。
ゲート・ボールを楽しむ、お年寄りを横目に気を引き締める僕。
末吉公園の広さを目の当たりにしてるので、
軽い気持ちでは、戻ってこれそうにもありません。笑(迷うことも計算に入ってます。)
重症の方向音痴です。これはもう病気か? 笑
意を決して歩き出しましたが、
この日は気温が高くてホント、ありがとう!って感じです。(笑
園内に入ると、うっそうとした木々が生い茂り日陰を作っていました。
僕は頂上に行きたいのに、初めから道が下っています。
進むほどに下る…、分かれ道のどっちも下ってます。笑
どんどん不安になる花屋…。
園内の掃除の帰りでしょうか?
向こうからおばちゃんが二人で上がってきます。
花屋「スイマセン。末吉神社はこの道でいいですよね?」
「えぇっ!?ここから末吉宮に? かなり距離あるよ~」
花屋「そうなんですかー! じゃ、さっきの別れ道を戻ったほうが…… 」
「いやいや、どっちも一緒だよ~」
がびーん!
精神的ダメージです!
(うげーっ、聞かないほうが良かった~。笑)
おばちゃん達のその言葉に、さらに気を引き締めて歩き出す…。
(はいはい、わかってましたよ~。)
(近道が見つからないから、なんとな~く気付いてたさ。)
(人生を近道するとこだったさ。)
(自分の足で歩いてこいってか!)
初めての場所を歩き地を知る。
そう言えば、昔は山の上とかに神社があったんだよなぁ。
今でも高いとこから僕たちを観てるんだろうなぁ。
苦難を乗り越えた人に会うんだろうなぁ。
歩いて疲れたら休んで、また歩け!ということか…。
川、池を越えて進みながら、少し息が上がりながらも
自分と向き合っていた。
遠くから聞こえるトランペットの音。
高校か大学が近くにあるんだろう。
僕には励ましのファンファーレに聞こえるよ。
なんだか、楽しくなってきた!
歩く道の前に鳥がやってきた。
(おぉ、コンチワー)
名前は知らないけど、僕の好きな野鳥でした。
口笛を吹いてみる…。
とうとう、一番下の谷底に着いてしまった。
(もしかして、最初の公園前から降りた方が近かったのか。笑)
なんて思いながら、たった今草刈りを終えた後のような川岸から
マングースが周りを警戒していた。
やんばるに暮らしていると、マングースなんてしょっちゅう見るけど
こんなにマヌケなマングースは初めてだ。
上にいる僕に気付いてなくて、すっかり様変わりした穴の外に驚いてた。
巣穴丸見え。
その後は登りになって、マジできつかったー。
場所もわからずにただ、登った。
そしてまた同じ鳥が前方にやってくる。
また口笛を吹く。笑
やばい、もうやばいくらい歩けん。
立ち止まって休もうかと思ったら、
目の前にある階段が不思議に思えた。
登ってみた。
空気が変わった。
(おぉー、ここだ、ここ。)
(間違いない、これは神域の感覚だ。)
また嬉しくなってきた。
歩きながら考えていた。
前から思っていたことがある。
神域と普通の土地の境目ってあるんだよなぁ。
あれってなんだろうね、土地の位が高い感じか。。。
ここからはふざけてはいけないなぁ。
やっとの想いで階段を登りきると、そこに神社が…
って、ねーよ、神社も見えねーよ!!!笑
(ウソだー、道は確かに合ってるはず!?)
(だめだ、もう歩けん、ちょっと休もう。)
階段に腰を下ろすと、すぐに右手に小さな祠を見つけた。
ほんとはもう、知らない拝所に話しかけたくないけど (怖いから。笑)
一応尋ねてみる…、一点集中してぼ~っと見つめる。
集中じゃなくて、あくまでもぼ~っと。
祠からもやのような白い帯が、うっすらと山の上の方に伸びているのがわかった。
(おぉ、ありがとうございまーす。)
なんだか元気が出てきたので腰を上げたら、ちょっと手前に小さな地図を見つけた。
神社の地図だった。
白い帯の向きと、同じ方向に神社があるようだ。
(やっぱりそうか。)
でも、道は階段を上がった前方と右方向のみ。
帯はその中間を指していたが、どうやら右手の道から行けそうだ。
少し歩き出すと、またさっきと同じ鳥が出てきた。
そう、さっきと同じ種のメスの鳥。(雌は灰色で、雄は緑っぽい蛍光色)
登りだけで合計4回、すべて雌だった。
同じ鳥が引っ付いてきてるのかと思ったけど、それぞれは違う鳥なんだろうなぁ。
みつはちさんのおかげで、案内だったとわかったよ。
途中、昔の末吉宮跡を見たりして寄り道してると
今度は慰霊碑らしきモノが見えた。
好奇心でそこに向かって後悔したよ。
通りから見えなかったけど、右手に暗くてすごく嫌な感じの洞穴があった。
(やばい、ここ怖い!)
沖縄で洞穴って言ったら、防空壕とみて間違いない。
と、ブログを書きながら気付いた…。
洞穴の隣に慰霊碑がある…
慰霊碑は名前のとおり、霊を慰めるため…
ということは…
確実に壕内で戦死した人がいる!!!
(ウギャーーーーーーーーーーー!)
怖い、こえぇーよ、ぞわっとキタよ。(只今時刻は午前3時半。)
あの時に気づかなくて良かったよ!笑
付いてきたら困るからさ、すぐに目をそらしたけど…。
タバコの煙が、口からゆっくり立ち昇るように、薄っすらと白いもやが立ち昇ってる…。
見たくないから確かめないけど。笑
末吉は今年の干支の子の神社だから、誰か連れてまた来るかもしれない。
だから道を覚えながら進んで来たけど、ホント一人で良かったよ。
自分だけならなんとか護れるけど、他に人がいたら、くっ付いて来てたかも。笑
なんとなく、慰霊碑の囲いの中に入らなくて良かった。
成仏?してないしてない。汗
頼むから誰も見に行かないでくださいね。
また歩きだしながら、
しばらくは丹田に気を集中して、ぐっと精神を整えていた。
かすかに太鼓の音が聞こえた。
大太鼓のボーンという音が。。。
良かった、もう近いんだな!太鼓の音は霊も嫌がるだろうし。
神社ののぼりが見えた。
おみくじを売る小さな店舗は閉まっていた。
上から宮司さんのような方が降りてきた。
太鼓を叩いていたのはこの方だろう。
宮司さんに会釈して、さらに上にある朱色の社殿に向かった。
写真で良く見た赤い建造物。
多分、この朱色は首里城と関係してるんだろうなぁ。
と勝手に推測してたら、石階段の上でおばちゃんが一人拝んでいた。
さっきの宮司さんから許可をもらったんだろうな。
一般の方は石階段を上がってはいけないらしい。
と、あみーんさんのブログにあったので
これはチャンスとばかりに、一礼してから上がってみた。
手すりのない、狭い階段を登りきると結構な高さだった。<高所恐怖症
おばちゃんはビンシーを持って拝んでいた。
おばちゃんが拝み終えて、軽い話をしてから交代してもらった。
ぼくなりに去年の感謝と、今年のご指導も願い述べた。
相変わらずイメージも見えず、聞こえもしなかった。
最近覚えたばかりの、ぼ~っとして見る攻撃も失敗。笑
まぁ、いいか。
自分がかなり変化してきてるのは、実感してるからそのうちに…だろう。
さっと祈りを済ませて、辺りを検索するとやっぱり在ったよ、近道が。
次回からは近道しても良いということだろう。
時間もあまりないので帰ろうとしたら、
右手に石碑があり、『子の○○○…』とあったのでよく見ると、
『 子の方御先竜宮神 』
『 御先七竜宮の一様 』
~とある。
竜宮神は僕が気になっている神なので、ノートに書き記した。
いつかわかるだろう。
ツイてる会は女将さんのブログへどーぞ。
http://yumenoya.ti-da.net/e1907854.html